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日々の積み上げの記録です。【自分のラベル】明るく素直な勉強家

20201109_工事記録_1_地盤改良工事

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地盤の補強が必要でした

うちの土地の地盤調査結果

地盤調査とは

地盤調査しました。
地盤調査というのは建物などを建てる前に、建物を立つ土地の地盤がどの程度の建物の重さに耐えられて、建物が地面に沈んでしまうことがないか調べることで、建築基準法により家を建てる前にかならず実施することが義務付けられています。
例えば、その土地が軟弱な地盤で、建物の荷重に耐えられないと、建物は沈下します。地盤調査では、建物が沈下するかしないか判断でき、沈下の恐れがあれば適切な対策(地盤改良)を行います。

うちの土地の調査結果

さて、うちの土地の調査結果は地下2メートルほど補強が必要とのこと。

地盤調査の方式はスウェーデン式サウンディング試験でした。(調査の方法は他にもいくつかあります。)
平屋で30坪ちょっとという事で、四つ角の他に中心部も3点計測。
結果は全体的に3m弱の地点で硬い地盤に到達するといったところでした。

地盤調査に関しては、クオホームさんのYouTube紹介させていただきます。

     地盤調査をする前に見てほしいサイトはコレ - YouTube

                  地盤調査のセカンドオピニオンで気を付ける事【プロに聞いてみた】 - YouTube

地盤改良方法

 Hyspeed工法

 地盤の補強方法はHySpeed工法が採用されました。
 HySpeed工法は、砕石を圧縮して固めたφ40cmの柱を家を支える要所(基本的には柱の立つところ)に40本弱埋めるというものでした。(写真2枚目)

工事の記録

大きなドリル(写真1枚目)で穴を開け、その中に砕石を流しながら再度穴を開けたドリルで下に向かって砕石を押し込んで行くことを繰り返していました。

要は、穴を開けて、砕石をパンパンに詰め込むことで、ガチガチの柱になるものだと理解しました。

現場の方の話を聞くと他の工法よりもやることがシンプルのため作業時間が早い(=Hyspeedということでしょうか。)、いつか解体した際も現場の処置、処分が他の工法(金属の柱やコンクリートを埋める方法)よりも楽且つ再利用出来ない廃棄物やゴミも少なく済むところが環境にも良いということで、コストパフォーマンスが良いようです。

他に、、、土地の災害リスクについて調査も

地盤補強とは直接関係がありませんが、地盤補強の上に載せる基礎についてはベタ基礎で床下浸水対策のため基礎高を45cmにします。
この対策については、さくら事務所の災害リスクカルテでこの土地を調査していただき、アドバイスを頂いた上で決めました。

北洲では通常の基礎高(地盤面から基礎の上端まで)40cmでしたが、5cm上げる際の追加費用はそこまで高くは無かったので良かったです。

さくら事務所の災害リスクカルテですが、土地の災害リスク調査のプロがハザードマップや地盤情報や地歴からその土地のリスク度合いを評価してくれます。1万円程度でこの情報が数日で手に入るのは安いと思います。自分の災害リスク調査結果との答え合わせにもいいと思います。

さくら事務所の「災害リスクカルテ(面談アドバイスつき)」